TOEIC公式問題集の活用方法
TOEICの公式問題集って解いたら解きっぱなしにしてませんか。
実はこの問題集、リスニングの音源を使って色々な活用方法があるので、解きっぱなしにしていたらもったいないです。私はこんな風に使ってますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!!
1. 一通り解いて答え合わせしよう
① まずはリスニング45分(CDを流して)・リーディング75分、しっかりと時間を計って問題を解きましょう。
② リーディングで75分経過して時間切れになって手つかずになってしまったところに印をつけましょう。次に時間切れになったところを時間を計って終わりまで解いてみましょう。すべて解き終わったら、残りの部分の所要時間をメモしといてください。
③ 答え合わせしましょう。時間内のスコアと時間外で解いた時のトータルのスコアを比べてください。時間があれば正答率が上がっているならば、自分の問題がTIME MANAGEMENTにあることが分かりますよね。
また、各PARTの正答率も15/30といった感じで答案用紙にメモしましょう。これをすることによってどのPARTが弱点なのか把握し易くなりますよ。
2. 見直ししましょう
答え合わせが終わったら、間違ったところに印をつけて、なぜ間違ってしまったのか見直ししておきましょう。たいていの人はここまですると思います。
次のステップではさらに掘り下げてリスニング音源を利用した公式問題集を活用していきましょう。
3. PART1活用法
① 写真を見ながら状況を説明する例文を瞬発的に3つくらい作ってみましょう!
写真の状況を説明するので、必ず現在形・現在進行形または現在完了形を使ってくださいね。ここで過去形、未来形、過去完了だと写真の状況を説明できずおかしな文になってしまうのでね。
② 作り終わったら実際の音源を聴いてみましょう。どんな状況を説明しているか自分の作った文と比べてみてください。
4. PART2活用法
DICTATIONとOVERLAPPINGしよう♪
① PART2は音声を聴きながら設問と選択肢A~C全部を書きとってみましょう(Dictation)♪
何度か流してみて書き取ったら答え合わせしましょう。
② 次に、書き取ったスクリプトに音源を聴きながら音変化(連結・同化・フラップT・脱落・弱形)を記入してください。
③ その音変化を見ながら、音源と同じように発音しましょう。同じように発音するときは同じタイミングでOVERLAPPINGしてみてください。ここでずれが出たときは、音変化・トーン・ピッチがあっていないことに気づくはずです。自分で発音できないものは聞き取れないと言われているので、しっかりと音源と同じように発音することを意識してください。
④ また、ここではアメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア英語があるので、どの国の英語が偏って聞き取れなかったのかも見ることができます。答え合わせのスクリプトにもどの国の英語の発音が左側に国旗がついているので、しっかりとチェックしてみてくださいね。
5. PART3活用法
PART3は会話文の練習をしよう!
① まずは何も見ずに音声を聴いてみてください。
② 聴いた後で以下の理解度チェッククイズを自分にしてみて下さい。
・スピーカー達はどこにいる(WHERE)?
・スピーカー達はどんな人(WHO)?
・何について話している(WHAT)?
・何か問題を抱えているのか
・どんな要求をしているのか
・何をしなければならないのか
・今後何をしようとしているのか
③ 何度か聴いて内容を把握したら、スクリプトで答え合わせしてみてください。
④ 聞き取れなかった単語をチェックしましょう。また、聞き取れたけど意味が入ってこなかったところも意味をチェックしましょう。
⑤ 次に、音声を聴きながらスクリプトに音変化を書き込んで、同じように発音してみてください。ここでもOVERLAPPINGしましょう。1センテンスずつできたら、次はスピーカーごとにやってみて、慣れてきたら通しでやってみましょう。
⑥ また、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア英語があるので、どの国の英語が偏って聞き取れなかったのかもチェックしてくださいね。
⑦ 通しでできるようになったら、スピーカーになりきって感情を入れたり、会話風に演じてみてください!ACT IT OUT♪ ペアワークでやってもらうのも楽しいので、友達と家族とやるのもお勧めです。
6. PART4活用法
PART4でSHADOWINGしよう♪
PART4は30秒から50秒の一人のスピーカーの音源なので、シャドーイング練習にぴったりなんです( *´艸`) 私はラジオ放送や広告のスピーカーになりきってやるのが楽しくって大好きです♥
① スクリプトをみて意味を調べ、意味の句切れのよい塊(Chunk)毎にスラッシュをいれておく。
② スクリプトを見ながら音声を数回聞く
③ スクリプトを見ながら音声と同時に何度か発音してみる(OVERLAPPING)
(この時に、音変化や抑揚、どこに強弱を置いているかを注意しながら聞き、スクリプトにメモしてまねるように発音してくださいね)
※ここが難しかったら、まずはスクリプトを見ながらマンブリング(つぶやいて)見ましょう。慣れたら、もう一度③をチャレンジ
④ ③でスクリプトのスピードについていけるようになったら、スクリプトを見ながら2,3語遅れてシャドーイングをしてみる。慣れてきたら、スクリプトなしで音だけを聴いて2,3語遅れて言えるように練習する(Prosody Shadowing*)
(躓いてしまう箇所をマーキングして、再度やってみましょう)
※ スクリプトのスピードが速いようなら音声を0.8倍速でシャドーイングしてみましょう
⑤ 慣れてきたらスピードを速く、1.2倍速にしてやってみてください。そして速いのに慣れてきたら、通常速度に戻すとあーら不思議。なんだか通常速度が遅く感じますよ。
⑥ ここからは上級になるのですが、さらに慣れてきたら、シャドーイングしながらチャンクごとに意味をイメージできると👍です (Contents Shadowing*)
*Prosody Shadowing...意味の解釈に注意を払う必要はなく、正確に素早く、聞いた音を反復するシャドーイング。リズム、抑揚、強弱を意識
*Contents Shadowing...プロソディ・シャドーイングが十分にできるようになったら、行う。シャドーイングをしながら、意味にも注意を払ってするシャドーイング
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