TOEIC攻略方法

この間、久しぶりにTOEICを受けてきました( ^ω^ ) 残念ながら、スコアは985点で満点まで惜しくも5点足りなかったです( ;∀;)

新形式になってから初めてだったので、昔に比べて、コミュニケーションにおける意図や背景を問う問題や英語単体というより読解力つまり国語力を問う問題が増え、大分難易度が上がった印象を受けました。

今日は私が実践しているTOEIC攻略法をお教えしたいと思います。


1. 公式問題集を入手しよう

ちまたに色々な問題集が出ていますが、やはり国際ビジネスコミュニケーションが出版している公式TOEIC LISTENING&READING問題集を入手しましょう。公式問題集がやはり一番最新の問題傾向を把握できるし、実はこの問題集を使って色々な学習ができるんです!問題集活用方法については追ってご紹介しますね。


2. 筆記用具にこだわりましょう

マークシート形式なので、鉛筆だと先が丸くなったり、筆箱の中で芯が折れたりしますよね。そこで、お勧めの筆記用具があるのです。私はマークシート用の太芯1.3mmのシャーペンを2本用意しています。また、消しゴムもノック式のものを使ってます。この消しゴムはマークシートの丸をピンポイントで消せるので、手元がくるって違う箇所を消すということがなくてお勧めです。

3. テスト形式をしっかり把握しましょう

まずはTOEICはテスト形式に慣れるのもとても重要なので、テスト形式をしっかりと把握しましょう。

【リスニング】

・リスニングセクションは全100問・45分

米国・英国・カナダ・オーストラリアの4か国の音声を聴く

PART1:写真を見て流れてくる音声を聴き、適切な状況を説明しているセンテンスをA~Dから選ぶ(問題用紙は写真のみ

PART2: 設問と選択肢A~Cを聴き、適切な回答を選ぶ(問題用紙には設問も選択肢も記載されてない

PART3: 2~3人の会話文を聴き、1会話につき3つの質問があるので、適切な回答を選択肢A~Dを選ぶ。(設問と選択肢は問題用紙に記載してある)また、表や図などがついた問題も新形式になったら登場し、問題用紙に記載してある。トータルで13会話を聴く。

PART4: 一人のスピーカーの30秒から50秒くらいの説明文を聴き、適切な回答を選択肢A~Dを選ぶ。(設問と選択肢は問題用紙に記載してある)また、表や地図などがついた問題も新形式になったら登場し、問題用紙に記載してある。トータルで10個の説明文を聴く。


【リーディング】

・リーディングセクションは全100問・75分

PART5: いわゆる文法の穴埋め問題。適切な回答を選択肢A~Dから選ぶ

PART6: 長文の穴埋め問題。空欄に入る適切な単語や文章などを選択肢から選ぶ。トータルで4長文あり、1長文につき4設問あり。

PART7: 長文読解問題。SINGLE PASSAGEがトータルで10長文、1長文につき、2問~4問あり。MULTIPLE PASSAGESはトータルで5長文あり、1長文につき5問の設問あり。


4. リーディングセクションではTIME MANAGEMENT(時間配分)が大事

リーディングセクションでは100問を75分で解かなければいけないので、それぞれのパートのTIME MANAGEMENT(時間配分)がとっても大事。下記時間配分を目安にして解くようにしましょうね。

5. 分からないときは、あきらめも時として必要

時間制限があるので一つの問題でずっと時間を費やしていたら、残りの解ける問題までたどり着かない可能性が出てきます。それはもったいないので、時としてあきらめも肝心です。

TOEICではパートごとの問題番号が進むにつれて難易度が高くなっていきます。例えばPART5ならばQ1→Q30の順番でどんどん難易度があがってます。

PART7ではSINGLE PASSAGES問題の後半へ行くほど難易度が高くなっており、MULTIPLE PASSAGESの最初の方が難易度が低くて解きやすいことも多々あります。時間配分を考えた上で、SINGLE PASSAGESの前半→MULTIPLE PASSAGESの前半→SINGLE PASSAGESの後半→MULTIPLE PASSAGESの後半と問題を解く順番を変えるのも戦略ですね。


6. リスニングではDIRECTIONが流れている間に問題の先読みをしよう

PART2を除いて、問題用紙にはヒントが盛りだくさんです!DIRECTIONを素直に聞くのはもったいないです。DIRECTIONが流れているこの時間に問題の先読みをしてからリスニングに挑みましょう!

PART1: DIRECTIONが流れている間に写真を眺めてどんな状況なのか観察しよう。答えがわかってマークシートを塗りつぶしたら次の問題まで時間があると思うので、しっかりとこの時にまた次の写真を観察しましょう!

PART2: 問題用紙に情報がなく先読みはできないが、万が一わからなかったら引きずらずに、次の問題へ心を切り替える心構えでいきましょう。

PART3: DIRECTIONが流れている間に設問3つを先読みしよう。選択肢まで見る時間はそんなにないと思うので、まずは設問の質問の意味、キーワードをおさえて、リスニングに挑みましょう。会話を聴き終わったところですばやくマークシートを塗りつぶして、質問と選択肢はひとつずつ丁寧に読み上げてくれるので、この時間に次の会話の3つの設問に目を通しておきましょうね。

PART4: こちらもDIRECTIONが流れている間に設問を先読みしましょう。同様に選択肢までみる時間はないと思うので設問の意味とキーワードを押さえておきましょう。また、説明文を聴き終えたら素早くマークシートを塗りつぶし、残りの質問と選択肢が読み上げられている間に、次の設問の先読みをしておきましょう。新形式では図などもあるのでしっかり何の図か把握しておきましょう。


7. リスニングPART4では何のカテゴリーの説明文なのか聞き分けよ

リスニングのPART4の説明文が始まる前にに必ずこの部分を聴いておきましょう↓

Questions 71 through 73 refer to the following advertisement.

説明文が読まれる前にかならず上記の質問が流れ、そこにどんなカテゴリーなのかヒントをくれますので、この部分はしっかりと聞いて、状況を推測しながら聞くようにしましょう。

ちなみにこんなカテゴリーがよく出てきます。

・Advertisement …広告

・Excerpt from a meeting…会議の抜粋

・Telephone message...留守電

・Announcement…会社の社内やデパートなどのアナウンス

・Broadcast…ラジオ放送

・Talk…市長や会社役員などのスピーチやトーク

・News report...ニュースレポート


8. リーディングのPART6, 7もどんなカテゴリーなのか本文を読む前にチェック

リーディングのPART6と7も長文を読む前にどんなカテゴリーなのかチェックして、これからどんな文を読むのか心の準備をして読みましょう。

本文を読む前にまず最初に問題用紙の一番上にあるこの文をよんでおきましょう。

Questions 149-150 refer to the following e-mail.

また、本文の件名やヘッダー部分、あるいは一行目にもカテゴリーとなるキーワードがあるのでざっと目を通しておきましょう。

Part6ではこんなカテゴリーがよくでます:

・Advertisement…広告

・Letter…手紙

・Notice…お知らせ

・Information…インフォメーション

・Label…ラベル

Part7ではこんなカテゴリーです:

・E-mail…Eメール

・Flier…チラシ

・Coupon…クーポン

・Text-message chain…LINEのようなSNSメッセージ

・Letter…手紙

・Advertisement…広告

・Article…新聞や雑誌の記事

・Online chat / online discussion…オンラインチャットやオンラインディスカッション

・Web page and form…ウェブサイトと申し込みフォーム

・Brochure…パンフレット

・Notice…お知らせ

・Information Sheet…情報シート、しおり

・Customer Review…顧客レビュー

・Calendar…カレンダー

・License / Certificate…ライセンスや証明書


9. リーディングのPART7も問題の先読みをしよう

どんなカテゴリーの内容か上記8でチェックしたら、次は設問の先読みをしましょう。選択肢まで読む時間はないので、設問を読んで意味とキーワード(5W1Hなど)を把握してから、本文を読みに入ってくださいね。

例:

What is the purpose of the notice?

What is suggested about the activity led by Ms. Rosenski?

Why was the e-mail written?

上記で重要なのは太字部分ですね。こんな感じで設問のキーワードを念頭においてください。またキーワードからこんなものや人物がでてくるのかと推測しながら本文を読んでいきましょう。


10. リーディングのPART7は答えの根拠となる箇所を探すのが大事。スキミングとスキャニングを駆使しよう

速読術でよく耳にするスキミングとスキャニングってご存知ですか。

スキミング(Skimming)…本文の要点をすくい取り、全体の大意を理解すること

スキャニング(Scanning)...本文から特定の情報を探し出すこと

どんなカテゴリーの本文かわかったら、ざっと本文に目を通しなら要点・本文の意図などを見るようにしましょう(スキミング)。それと同時に設問で得たキーワード(5W1Hなど)を念頭に置きながら、答えの根拠となるところを特定しましょう(スキャニング)。

TOEICの質問は割と細部にわたる質問が多いので、答えの根拠となるところを探すことが重要になります。また、本文全体を問うようなWhat is mentioned about ...?という問題もあるので、スキミングもスキャニングをうまく使って答えの根拠となるところを探しましょう。


11. Paraphrase(言い換えのフレーズ)に気を付けよう

TOEICってリスニングでもリーディングでもParaphrase(言い換えのフレーズ)がとにかく多いです。本文の文章をそのまま引用するのではなく、質問の選択肢は必ず言い換えられています。このParaphraseのせいで回答に迷ってしまうこともあるので、Paraphraseには注目しておきましょうね。

例)

pass out → distribute

utility bill → electricity bill

coworkers → colleagues, associates

fair → festival

celebrate → honor

organize → set up

coffee, tea, soft drink → refreshments


ざっと私が実践していることを箇条書きにしましたが、また気づいてよかった点があったらシェアしていきますね♪♬♪








Rachel's Chillaxin Time

Hello!! 英語と日本語のバイリンガルです♪ 語学とワンコが好き☆彡 言語学習で気づいた点を備忘録としてシェアします♡