英語のリズム♩♩♩

洋楽を歌うとき、はっきり歌おうとしたのになぜか字余りしちゃってリズムが合わなくて歌えないときってありませんか( ゚Д゚) それは日本語と英語のリズムが違うからなんです!

例えば、日本語で下記の文を言ってみてください。

私は  犬が  好きです。

WATASHIWA INUGA SUKIDESU.

ローマ字にするとすべての音に音節がありますよね。そして単調なリズムを刻んでいます。

この文を外国人がいう感じで言ってみてください。多分下記のような感じになると思います:

わたーしは いーぬが すーきでーす。

日本人が刻むリズムとは違い、強勢アクセントがついて、違うリズムになってますよね☺


日本語は音節拍言語(syllable-timed language)と呼ばれ、すべての音に音節がある言語です。一方で英語は強勢拍言語(stress-timed language)と呼ばれていて文中の強勢アクセントから次の強勢アクセントまでの時間が等間隔になるようにリズムが刻まれてます。つまり文の中で強調するところに合わせタイミングをとっています。この強調するところと弱くするところのメリハリでリズムを刻むとよりネイティブっぽく発音できるようになります。


下記の例文を参照してください。単語が間に増えても、リズムを一定に保つために強拍間の時間的感覚がほぼ等しくなっているのがわかると思います。

英語のリズムを作りには下記ステップを踏んでみましょう♪

① 内容語と機能語に分けましょう!

強く発音するところと弱く発音するところの区別をつけるには、まずは内容語と機能語について説明しますね。名詞・動詞・形容詞など単体で意味を成す単語で文中において重要な単語を内容語(content word)と言います。そして、前置詞・接続詞・助動詞・冠詞・関係詞などで文中において、それほど重要な意味をなさない単語を機能語(function word)と言います。

内容語は大きく・はっきりと・長く発音され、機能語は反対に小さく・はやく・短く・曖昧に(シュワ音)発音されます。

スヌーピーのチャーリーブラウンが言ったかわいいフレーズを使い、内容語を太字にしました↓

② 強勢のある音節を見てみよう!

それでは上記の内容語のどの部分に強勢(アクセント)があるか分解してみましょう。今度は強勢音節を赤字にしました。内容語でも内容語全体を強く発音するのではなくて、内容語の中にある強勢音節を強く発音するんですね。

③ 弱拍を見ていこう!

内容語の強勢音節がない部分は省エネになるのがわかったので、今度は機能語の部分を見ていきましょう。内容語を際立させるために機能語はたいてい弱形で発音されます。また、等間隔でリズムを刻むにはやっぱり弱形が大事なのです。ただし、文脈によっては機能語が重要な意味を持つ場合は強迫を入れて強形になることもあるのでご注意くださいね。

では、上記を見ながら赤字は強く・はっきり・長く発音して、ほかの部分は脱力して省エネで発音しましょう!

これをマスターすれば洋楽を歌うときの字余りも防げますね。コツは強弱のメリハリを意識して特に弱拍の部分は省エネモードで小さく・早く・あいまいに発音してリズムをうまくとってください!GOOD LUCK🍀


こちらの動画も英語のリズムの参考になりそうなのでシェアいたしますね♪

Rachel's Chillaxin Time

Hello!! 英語と日本語のバイリンガルです♪ 語学とワンコが好き☆彡 言語学習で気づいた点を備忘録としてシェアします♡